基本の 1235 をギターで弾く - Inside Improvisation でギターのアドリブ練習

ジェリー・バーガンジーの「インサイド・インプロビゼーション」1 巻は、どんなコードにも 4 音でアプローチするところが目新しい。しかしバーガンジーさんはギター奏者ではないので、これをギターに当てはめる作業が必要。

ここでギタリストにとって大きな救いになるポイントがある。この本では、「アドリブで弾く全ての音の音名を完全に把握しなくてもいい」と示唆しているところだ。もちろん、コードネームのルートの音は把握しないわけにいかない。ただ、ドレミソ、つまり 1235 の音の塊を楽器上の運指で把握していればそれでいいと言ってる。自分の見てきたアドリブの本といえば、大抵は音符ベースだったので、バーガンジーさんの教えはチートのように(良い意味で)感じた。何より楽譜が苦手なギタリストには都合が良いではないか。

さて、実際に指板上に当てはめていく。ここでは C/C7/Cmaj7/C6 などのコードに共通して使える 1235 を例にする。まず C の場所をローポジションで探すとこうなる。
それから、トライアドを探すとこうなる。
ここに 2 を足せばいい。

これで完成。C/C7/Cmaj7/C6 などを見たら、ここから音を選べばいい。なんて簡単なんだ。ボブの絵画教室みたいだ。

とはいえランダムに弾くのではなく、最初は本に従って 1235、2153、3521、5321 のように 1235 のそれぞれの音から始まる組み合わせを練習するといい。そうすると、コードに対して各音がどう響くか予測がつくようになり、「覚えたスケールを盲目的に上下するだけ」から抜け出せる。ひいては、他人の音を聞いたときに度数が察しやすくなって、耳コピが捗る。セッションにも役立つと思う。

さて次は、C 以外のトニックのコードに対応すること、違うポジションで弾くことが課題になってくるので、それはまた後ほど……。

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